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[2021年9月8日:公表]

自然災害が原因で行けなくなったホテルのキャンセル料

質問

 夜行バスを使って旅行する予定でしたが、大規模な地震が起こってバスが運休となり、旅行をやめることにしました。予約済みのホテルにキャンセルの電話をしたところ、通常営業中であることからキャンセル料を請求されたのですが、支払わなくてはいけませんか?

回答

 宿泊施設が平常どおり営業しているのであれば、消費者からキャンセルを申し出た場合は契約どおりのキャンセル料が発生し、原則としては支払いを拒否することは困難と思われます。ただし状況によって扱いが変わることもあるので、必ず宿泊施設に連絡を入れましょう。

解説

 自身で交通機関や宿泊施設をそれぞれ予約した場合、現地までの運送契約と宿泊契約は別々の契約です。質問のケースでは、不可抗力とはいえ、結果的に消費者の都合で宿泊予約をキャンセルしたことになると考えられます。

 過去に、豪雨や地震など、主要な交通機関が運休となるほどの大規模な自然災害が起こった際には、その状況を鑑み、キャンセル料を請求しなかった宿泊施設もあったようですが、基本的には契約時の約款等の定めに従うこととなります。

 予約する際に、宿泊施設の利用規約(宿泊約款)で、キャンセルについての定めを確認しておくことが大切です。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。

参考