生命保険関連
生命保険に関する主な相談は、勧誘の際の説明不足や、契約時の告知に関するトラブル、解約返戻金の額などでトラブルになったものなどが寄せられています。
PIO-NETに登録された相談件数の推移
年度 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
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相談件数 | 5,299 | 5,667 | 4,552 | 498(前年同期 470) |
相談件数は2024年5月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
最近の事例
- 乗合代理店で外貨建て終身保険と医療保険を契約したが、要らないと伝えたのに外貨建て終身保険にガン特約が付いていた。話が違い、納得できない。
- 3年前、地元で有名なマネープランナーに勧められ、外貨建て終身保険に加入した。円安になったので解約したが、思った以上に金額が増えておらず不満だ。
- 外貨建て個人年金保険と変額終身保険を契約した際に、積み立て式なので「預金しているつもりで」という説明を受けた。しかし、実際は手数料などが引かれ積立額が目減りしており不満だ。
- 高齢の母が保険会社と契約した複数の生命保険のうち1つを解約したが、解約返戻金が想定より少なかった。納得できない。
- 高齢の母が、被保険者が娘の私で、受取人が母という生命保険を契約していたことが分かった。そのような契約をした覚えはない。勧誘時の説明に問題があったのではないか。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
国民生活センターの関連情報
- 外貨建て生命保険の相談が増加しています!(2020年2月20日)
- 保険商品の銀行窓口販売の全面解禁から10年を迎えて−新たに外貨建て保険のトラブルも−(2017年12月21日)