架空請求
「利用した覚えのない請求が届いたがどうしたらよいか」という架空請求に関する相談が多く寄せられています。請求手段は、電子メール、SMS、ハガキ等多様で、支払い方法も口座への振込だけではなく、プリペイドカードによる方法や詐欺業者が消費者に「支払番号」を伝えてコンビニのレジでお金を支払わせる方法等様々です。
PIO-NETに寄せられた相談件数の推移
年度 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 |
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相談件数 | 80,881 | 83,495 | 199,707 | 182,147(前年同期 121,095) |
相談件数は2018年12月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
最近の事例
- 母に大手通販業者から料金が未納だというSMSが届き、電話をかけたところ電子マネーを購入し番号を教えるよう指示され従った。今後の対処方法を知りたい。
- 自宅に「総合消費料金未納分に関する訴訟最終告知」というハガキが届いた。内容に心当たりはないがどうしたらよいか。
- スマートフォンに有名企業から、有料動画の料金が未納というメールが届いたが身に覚えがない。どうしたらよいか。
- 債権を請求するハガキが行政機関のようなところから届いた。連絡しないと法的手段を取るとあるがどうすればよいか。
- 中央省庁の機関のような名前の組織から訴訟の最終通告と書かれているハガキが届いたが請求に身に覚えがない。どう対処すればよいか。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
国民生活センターホームページの関連情報
- あなたの携帯電話番号が記載された架空請求は無視してください!(2018年12月7日)
- 「地方裁判所管理局」からの架空請求は無視してください!(2018年11月29日)
- 「法務省管轄支局 国民訴訟通達センター」からの封書による架空請求は無視してください!(2018年10月31日)※2018年11月7日に一部修正
- 「消費生活相談センター」からの「訴訟告知確認書」ハガキは無視してください!(2018年6月20日)
- 速報!架空請求の相談が急増しています−心当たりのないハガキやメール・SMSに反応しないで!−(2018年4月20日)
- 心当たりのないメール・SMSには反応しないで!−“迷惑メール”に誘導されてトラブルに!?−(2017年7月6日)
- コンビニ払いを指示する架空請求にご注意!第2弾−新たな手口として仮想通貨購入用の口座が詐欺業者に利用されています−(2017年6月29日)
- 「民事訴訟管理センター」からの架空請求ハガキは無視してください!(2017年5月1日)
- 速報!コンビニ払いを指示する架空請求にご注意!−詐欺業者から支払番号を伝えられていませんか?−(2016年7月7日)
- 訴訟履歴がマイナンバーに登録される!?マイナンバー制度を悪用したお知らせメールにご注意ください!(2016年1月26日)