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[2016年3月4日:公表]

葬儀は事前に契約していた金額よりも高額になることがあるの?

質問

 父が葬儀社と夫婦二人分の葬儀費用について生前契約をしていました。しかし、実際に葬儀をしたところ、契約金額の範囲内ではできないと追加料金を上乗せされ、契約金額よりも高額な料金を請求されました。納得できません。



回答

 生前契約に含まれていない項目が別契約(別料金)として請求されたものと考えられます。司会などのサービスを追加で頼んだり、ひつぎや骨つぼ、料理や生花をグレードアップしたりすると追加料金が発生します。また、葬儀費用は参列者の人数によって増減する「変動費」と言われている項目(人件費、料理、香典返し等)が大きな割合を占めているため、契約時の想定よりも参列者が増えると追加費用がさらに発生します。契約をする前に、「契約に含まれている項目は何か」「含まれていない項目は別料金なのか」など、よく確認しましょう。



解説

 葬儀では生前の契約に限らず、カタログの金額や最初の見積金額と最終的な請求金額が大きく異なる場合があります。見積書の項目をよく確認し、どのような葬儀にするか、葬儀社と丁寧に打ち合わせを行いましょう。

 葬儀は規模によっては百万円から数百万円と高額になる反面、じっくりと検討したり、準備をしたりする時間がありません。さらに、葬儀で提供されるサービスは多岐にわたっているため、内容をすぐに理解しにくいこと、費用の項目が複雑であること、親しい人との死別という悲しい状況下で冷静な対応ができないことなど、トラブルになりやすい要素があります。加えて、葬儀社の説明や消費者の理解が不足していると、葬儀の料金やサービスの内容に納得できず、トラブルになることもあります。

 トラブルを避け、希望する葬儀サービスを受けるためには、消費者自らがあらかじめ葬儀に関する知識を身につけてくことをお勧めします。葬儀の知識を身につけていれば、スムーズに葬儀社に希望を伝えられます。葬儀については家族等でも話題にしにくいかもしれませんが、トラブルを防ぎ、後悔しない葬儀にするためには事前の情報収集・情報共有が欠かせません。

 もしものときに慌てることの無いように、どのような葬儀を希望するのか、可能であれば家族等とよく相談し、葬儀に関する情報収集・情報共有をしましょう。

 困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。



参考



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