これまでに寄せられた新型コロナウイルスを口実にした消費者トラブル
便乗した消費者トラブルが発生していますので十分注意しましょう。
なお、参考の各資料にも事例とアドバイスを掲載しています。
なりすまし
保健所の依頼で来たと騙る事業者から、新型コロナウイルスの検査薬を販売すると勧誘された
「あまり大きな声では話せない内容だ」と言って、知らない事業者が2人自宅に来た。「新型コロナウイルスの件で、保健所から依頼されて来た。自宅で検査ができる商品があり、海外ではブームになっている。本来50万円するところ、今回特別に選ばれた方に10万円で販売する」と言われ、近隣で契約したという人のリストも見せられた。不審だったので私は契約していないが、詐欺ではないか。
(2020年3月受付 契約当事者:70歳代 男性)
このような相談も寄せられています
- 市の新型コロナウイルス対策室を名乗り、個人情報を聞き出す不審な電話を受けた
- 携帯電話会社名で、新型コロナウイルス関係の助成金を配布するとのメールが届いた
オレオレ詐欺
- 息子を名乗り「会社の上司に借りたお金を返して」と電話があり、上司から「新型コロナウイルスで困っているのですぐにお金を返してほしい」と頼まれ、現金を手渡した
そのほかの相談事例
- 「マスクが購入できる」というSNSの書き込みを見て通販サイトで申し込んだが不審だ
- 「マスクが買えるサイトがある」というSNSの広告を見てマスクを注文したが不審なのでキャンセルしたい
消費者へのアドバイス
- 行政機関の職員を名乗る、行政から委託されたという業者などからの怪しい電話や訪問、心当たりのない送信元からの怪しいメール・SMS、SNSなど、怪しい・おかしいと思うものには反応しないようにしましょう。
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さないようにしましょう。
- 不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。今後、新たな手口の勧誘が行われる可能性があります。少しでもおかしいと感じたら早めにご相談ください。
- *「消費者ホットライン 局番なしの188(いやや)番」をご利用ください。
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
参考
発表情報
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第8弾)−「コロナで困っている」等と言い、嘘や強引な勧誘で魚介類を購入させる手口に気をつけて−(2020年12月24日)
- 新型コロナウイルス関連の消費生活相談の概要(2020年8月まで)(2020年9月17日)
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第7弾)−受給資格がない人に持続化給付金の不正受給を持ちかける手口に気をつけて!−(2020年7月10日)
- 新型コロナウイルス関連の消費生活相談の概要(2020年1月〜4月)(2020年5月19日)
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第6弾)−SNSの書き込みや広告で関心を惹き、不審な通販サイトへ誘導する手口に気をつけましょう−(2020年4月13日)
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第5弾)−「助成金があるので個人情報を教えてほしい」等の“なりすまし”や“オレオレ詐欺”に注意−(2020年4月3日)
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第4弾)−「新型コロナウイルスが水道水に混ざっている」等の根拠のない話には耳を貸さないで−(2020年3月31日)
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第3弾)−行政機関名をかたる電話、行政から委託されたという業者からの電話には応じないようにしましょう−(2020年3月12日)
- 新型コロナウイルスに便乗した架空の“マスク販売広告メール”にご注意!(速報第2弾)(2020年3月12日)
- 新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報)(2020年2月28日)
見守り新鮮情報
- 新型コロナウイルス 給付金を装った詐欺に注意(2020年4月28日)
- 新型コロナウイルス 正確な情報をもとに冷静な対応を(2020年3月12日)