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[2019年10月25日:公表]

医療機関からの事故情報収集

 消費者が事故にあい医師の診察した結果も踏まえた情報を早期に把握し、事故の再発・拡大防止に向けた消費者への注意喚起、製品改善の働きかけ等に活用するため、医療機関ネットワーク事業を行っています。

医療機関ネットワーク事業とは

 医療機関ネットワーク事業は、消費生活において生命または身体に被害が生じた事故情報を、事業に参画する医療機関から収集し、同種・類似事故の再発・拡大防止を図ることを目的として、平成22年12月から運用が開始された、消費者庁と国民生活センターの共同事業です。

参画医療機関に掲示されているポスターのイメージ
参画医療機関に掲示されているポスター

医療機関から寄せられた事例をもとにした発表情報

医療機関から寄せられた事例をもとに商品テストや調査を行い、情報提供を行っています。

国民生活センター

2018年度

思わぬ大けがに!高齢者の脚立・はしごからの転落−医療機関ネットワークからみる危害の実態−(2019年3月28日)
 梅を採ろうと脚立の約3mの高さで作業中にコンクリートの地面に転落した。音を聞いた妻が駆けつけたが、呼びかけに反応がなかった。外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、頚椎椎体骨折を3カ所認めた。
(事故発生年月:2018年5月、要入院、70歳代後半 男性)
強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生−幼児の消化管に穴があき、開腹手術により摘出−(2018年4月19日)
 友人の幼児が遊んでいたのを見て患児が欲しがったため4カ月前に買い与えた。その後、患児が磁石を口の中に含んでいることがあったため、保護者は手の届かないところに保管していた。嘔吐(おうと)を繰り返したのでかかりつけ医を受診すると胃腸炎の疑いで薬を処方された。しかし、その翌日も嘔吐が続いたため、紹介状を書いてもらい他院を受診し、レントゲン検査で腸内に異物が見つかった。その後当院で開腹手術を行ったところ、小腸内の3カ所にあった磁石が磁力で引き合い、小腸を結着し、圧迫壊死(えし)を起こして穿通しており、直径3mmの磁石計37個を摘出した。
(受診年月:2018年1月、1歳9カ月 女児)

2017年度

幼児がハンドスピナーの部品を誤飲(2018年3月15日)
 ハンドスピナーの金属製の部品3つを誤飲。1つ誤飲しているところを保護者が目撃し、2日後受診。腹部のX線撮影にて大腸内に1つ、胃もしくは小腸内に2つ異物があることを確認した。翌日、2回の排便により3つの部品が排出された。
(1歳3カ月 男児)
乳幼児による加熱式たばこの誤飲に注意(2017年11月16日)
 父親の加熱式たばこの葉っぱの入っている部分全部を口の中に入れていたのに気がついた。急いで手で取りだした。その後普通にしていたので経過を見ていたが、1時間後あたりからグッタリ、フラフラするようになったのでたばこのせいと思い、救急要請した。
(受診年月:2017年6月、1歳0カ月 女児)
こんろのグリルでの子どものやけどに注意−使用後でもグリル窓は高温です−(2017年9月21日)
 21時頃、グリルで魚を焼いているとき、子どもがつかまり立ちをして、グリルの側面に手をついてしまった。グリルまで手が届くとは思わなかった。
(受診年月:2014年6月、10カ月 男児)
刈払機(草刈機)の使用中の事故にご注意ください!(消費者庁・国民生活センター)(2017年7月20日)
 刈払機で作業中、刈払機が欠けて、その破片(鉄片)が左眼に飛入した。痛み、充血あり。左眼に鉄片を確認し除去を行った。
(事故発生年月:2016年10月、60歳代 男性)

2016年度

子供の歯磨き中の喉突き事故などに気を付けましょう!−6歳以下の子供の事故が多数発生しています−(消費者庁・国民生活センター)(2017年2月15日)
 歯ブラシをくわえたまま転倒し受傷。しばらく様子をみていたが熱が出てきたため救急外来受診。下顎の歯の奥に1cm大の傷があり、出血はないが傷はやや深い。血液検査、CT検査により口の中の傷による感染の可能性があり入院した。
(受診年月:2016年4月、要入院、3歳)
医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故−転落時の頭部損傷のリスクは高く、危険です!−(2016年12月7日)
 ショッピングセンターのカートに乗っていたところ、転落し後頭部を打撲した。すぐに泣き意識消失もなかった。その後吐き気があり自宅に帰っても吐き気が続くため受診したところ、頭部CTにて後頭蓋骨の急性硬膜外血腫を認め、救急搬送された。
(事故発生年月:2015年2月、重症、1歳8カ月 女児)
自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意−いわゆる「スポーク外傷」が多発しています−(消費者庁・国民生活センター)(2016年8月18日)
 親戚が所有・運転する自転車の荷台に乗っていて、左足踵(かかと)を巻き込まれた。一般的なママチャリで、幼児座席や、巻き込み防止のガードなどはなかった。
(受診年月:2011年6月、中等症、4歳 男児)
発熱反応を伴い水素を発生するというパック型入浴剤−使い方によっては、やけどのおそれも−(2016年7月21日)
 自宅の浴室で初めて買った入浴剤を試そうと父がセットし、児に手渡した。当該商品は使い捨てカイロのような袋に入った入浴剤をプラスチック製のカゴの中に入れて、浴槽のお湯の中に沈めて使用する。児がお湯の中に入れた入浴剤を拾い上げたところ、左手に熱傷を負った。
(事故発生年月:2016年1月、7歳 女児)

消費者庁

2019年度

2018年度

2017年度

2016年度

病院長会議、調査員等研修会

 医療機関ネットワーク事業では、以下の会議を開催しております。

医療機関ネットワーク病院長会議

目的
事業の推進上の課題や事業拡大へ向けた情報活用などの意見交換
対象者
病院長
主催
消費者庁消費者安全課

調査員等研修会

目的
具体例による対象情報の選別ポイントや収集・伝送方法を中心とした説明と意見交換
対象者
担当者、調査員
主催
国民生活センター商品テスト部

本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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