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[2019年5月29日:公表]

「1カ月無料お試し」を解約したはずが、オプションサービスの料金を請求された

質問

 1カ月のお試し期間は無料の動画視聴サービスに会員登録をしました。無料期間中に解約手続きをしたのに、申し込みの際に番号を入力したクレジットカードへ料金の請求がありました。調べたら、動画視聴サービスと一緒に気づかずに申し込んでいた、音楽聴き放題のオプションサービスの料金だとわかりました。全く利用していないのに、料金は発生するのでしょうか?

回答

 無料お試しサービスの申し込みの際、他のオプションサービスも同時に申し込んでいることに気づかず、トラブルとなることがあります。申し込んだサービスに解約漏れがあると、利用していなくても定額課金サービスとして料金を請求されます。事前に契約内容、契約条件をしっかり確認しましょう。有料サービスを希望しない場合は、それぞれのサービスごとに解約方法をよく確認の上、確実に解約しましょう。

解説

無料お試しサービスの解約トラブル

 動画や音楽の視聴、書籍の購読など、無料お試しの特典をうたうさまざまなサービスが宣伝されています。これらは多くの場合、最初に会員登録をして一定期間が経過するまでは無料ですが、その後自動的に有料になります。

 無料お試しサービスを申し込む際に、他のオプションサービスを一緒に申し込むことが条件となっていることがあります。このような場合、質問事例のように、オプションサービスの存在に気づかず、解約忘れが生じることがあります。また、サービスの利用の有無に関わらず料金が発生するため、不要な場合はオプションサービスを含め、自ら解約手続きをする必要があります。

 全国の消費生活センター等には、以下のような無料お試しサービスの解約に関する情報が寄せられています。

  • 「無料お試しの期間中に解約をしたはずなのに、その後も請求が続いている」
  • 「公式サイトでは退会方法がわからず、検索サイトから調べた方法で手続きをした。しかし、一部のサービスしか退会できていなかった。」

解約トラブルを防ぐには

申し込み前のチェックポイント

 無料お試しサービスを申し込む前に「何についての、どのような条件の契約か」を必ず確認しましょう。

  • 希望するサービス以外のサービスも契約となっていないか?
  • 契約期間、解約料などが設定されていないか?

解約の際のチェックポイント

 申し込みの際に交付された書面やメール、公式ホームページを見て、解約について以下の点を確認しておきましょう。

  • どのような手順で解約するのか?
  • 解約の受付がWEBサイトや電話など特定の方法に限定されていないか?

 また、複数のサービスを契約しているとき、事業者により、サービスを全て解約する場合と、部分的に解約する場合とで、手順が異なることがあります。

 不明な点があるときは、事業者に確認を取りましょう。また、普段からクレジットカードの利用明細を見て、心当たりのない請求がないか、こまめにチェックしましょう。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。