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[2018年2月27日:公表]

新築住宅にカーテンレールがなかった!

質問

 新築住宅の引き渡し直前にすべての窓にカーテンレールがないことに気づきました。住宅メーカーに確認したところ、「それは施工費に含まれていない。個人で手配するものだ」とのことでした。結局、別途料金を支払い、カーテンレールの取り付け工事をすることになりました。カーテンレールは標準的な契約の範囲には入らないものなのでしょうか?



回答

 住宅メーカーや工務店などの建築業者と契約(工事請負契約)をする場合、カーテンレールは標準契約には含まれないことが一般的です。そのため、別途契約(オプション契約)となることが多く、その場合見積書には「別途工事」などと記載されています。契約や見積もりの段階で「契約内容に含まれるかどうか」、「オプション契約の場合の金額はいくらか」等を業者に確認しておきましょう。



解説

カーテンレールのデザインはどう決まる?

 カーテンやカーテンレールは、家を建てる人(施主)の好みやこだわりにより、デザインやサイズなどの違いが大きくなります。例えば、カーテンの「ひだ」の取り方によりレールの長さは変わります。また、木製のポール状のレールを用いる場合や、カーテンではなくブラインドを設置するためにレールが不用となる場合もあります。カーテンとレールのデザインや仕様が合わなくなることを避けるため、通常は施主の好みでカーテンのデザインを決めた上でレールを決めます。

 上記のような特徴を持っているため、カーテンレールは、標準契約には含めず別途契約(オプション)扱いとなることが多いようです。

見積金額に含まれているかどうかを確認するには?

 契約書に添付される設計図書の仕様書(仕上げ表)の備考欄などを見ると、見積金額に含まれているかを確認することができます。カーテンレールは、この欄に「別途工事」などと記載されており、見積金額には含まれていないことが一般的です。見積もりに含まれている場合には、見積書のこの欄に「カーテンレール付き」、「S(シングル)」、「D(ダブル)」などと記載されています。

 また、住宅メーカーによっては、カタログやモデルハウスで標準契約の仕様の内容を確認できる場合もあります。

カーテンレールのほかに気をつけたいもの

 照明器具も、施主の好みにより、多数の機能やデザインの中から選択する住宅設備です。例えば、シャンデリアなど重量のある照明器具やダウンライトなど、設置のために専用の設計や工事を要する場合もあります。カーテンレールと同様に個人の好みによる違いが大きいため、照明器具についても別途工事の扱いとされることが多いようです。

契約の際に確認しておきたいこと

 カーテンレールなど標準契約に含まれないものについては、契約の際に業者が施主の意向を確認することが望ましいです。ただし、すべての業者が施主に確認を取るとは限りません。質問事例のように契約時の説明が不十分な場合、後からトラブルとなることも考えられます。

 引き渡しの時になって「カーテンが掛けられない」と慌てることがないよう、契約や見積もりの段階で確認しておくことが大事です。「標準契約に含まれるものは何か」、「オプション契約の場合の金額はいくらか」について、業者に確認しておくとよいでしょう。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。



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