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[2014年6月9日:公表]

つり下げタイプの虫よけ、効く虫は?

質問

 軒先や玄関につるす「いやな虫を寄せ付けない」という触れ込みの虫よけを買いました。パッケージのイラストは、蚊やハエを寄せ付けなさそうに表示されていますが、パッケージ裏面に“適用種:ユスリカ・チョウバエ”と記されてました。

 店舗では、蚊取り用の製品と一緒に並べて置いてあり、適用対象外である吸血性の蚊なども撃退できるかのように誤解を招くと思います。

回答

 パッケージの説明書をよく読み、適用害虫を確認しましょう。メーカーにおいては、製品による忌避効果がある適用害虫が消費者に明確に伝わるような、広告やパッケージの作成が求められます。

解説

 夏季を中心として、軒先や玄関のドアノブなど、扉の開閉が頻繁な場所での使用を念頭にした虫よけが、様々なメーカーから発売されています。

 吸血性の蚊や、うっとうしいハエを思わせるイラストが描かれ、いかにも害虫全般を寄せ付けなさそうなイメージですが、よく見るとパッケージ裏面の説明などには“適用対象:ユスリカ・チョウバエ”などと、忌避効果を示す虫の種類が書かれ、パッケージのイラストも、実はそれらに似せて描かれていることが多くなっています。

 一方、テレビCMなどでは、忌避効果のある対象種を明確に示さず、なんとなく、家屋に侵入する“いやな虫の対策”として、害虫全般に効果があるようにうたっているものも見られます。

 しかしながら、家庭用の害虫防除剤(殺虫剤、防虫剤、忌避剤、誘引剤などを指す)には、使用される成分や、適用害虫によって「医薬品・医薬部外品」とそれらに当てはまらない雑品扱いのものがあるので、パッケージを丁寧に読み、製品の範囲や限界を理解して選ぶことが求められます。効果がよく分からないものをムリに選ばない、店員に詳細を尋ねるというのも方法です。

 もちろん、メーカーにおいては、消費者に対し、製品の効能・効果について、具体的で分かりやすい表示やパッケージ、広告が必要であることは言うまでもありません。

 困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。

参考