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[2014年2月4日:公表]

LED照明がたった1年程で点灯しなくなってしまった

質問

 LED照明が、使い始めてたった1年でつかなくなってしまいました。長寿命だと思っていたので、納得できません。

回答

 種類にもよりますが、数年の保証期間が設けられている製品もあります。購入時に保証期間の有無も確認しましょう。特に保証がなくても、極端に短期間でつかなくなった等の不具合であれば、販売店やメーカーに問い合わせてみましょう。

解説

 LED照明器具については、省エネと数万時間と言われる長寿命(注)がセールスポイントとなり、近年、急速に普及しています。電子回路の固まりのような製品であるためか、製品寿命と合わせて、数年程度の保証期間が設けられているケースが多いようです。

 しかし、その中でもLED電球に限っては、メーカーにおいて消耗品として認識されており、特に保証期間が設けられていないことが多いようです。

 取扱説明書などの通り、正しく使用していたにもかかわらず、短期間で点灯しなくなったり、不具合が生じた場合は、販売店やメーカーに問い合わせてみるのも良いでしょう。そのためにも、外箱や保証書やレシート等を保管しておくと良いでしょう。

 LED照明を初めて使用する際は、取扱説明書や注意書き等を確認し、取り付けタイプや場所などを間違わないよう気をつけましょう。迷ったとき、困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。

  • (注)LED照明における「寿命」とは、新品時の光量を基準として、その70%程度に低下した状態を指すとされています。

参考