独立行政法人国民生活センター

検索メニュー

×閉じる

現在の位置: トップページ > 相談事例 > 消費者トラブル解説集 > 勧誘電話を一度断ったが、その後も電話がかかってくる

ここから本文
[2010年7月22日:公表]

勧誘電話を一度断ったが、その後も電話がかかってくる

質問

 数カ月前、「ホームページを作らないか」という勧誘電話がかかってきた。興味がないので「いらない。もうかけてこないでくれ」とはっきりと断った。しかし、その後も毎日のように電話がかかってくる。一度はっきりと断ったのに勧誘するのは問題ではないか。

回答

 勧誘電話がしつこいという相談は多く寄せられています。2009年12月に特定商取引法が改正され、電話勧誘販売、もしくは訪問販売の場合、消費者が「いらない」「興味がない」とはっきりと勧誘を断っているにもかかわらず、業者が引き続き勧誘したり、再度勧誘してはいけないことになりました(再勧誘の禁止)。

 この規定に反した場合は指示や業務停止命令の対象となります。しつこい業者には特定商取引法に反することを伝え、不要な勧誘はきっぱりと断るようにしましょう。

 なお、特定商取引法に違反する業者については、消費者庁長官もしくは経済産業局長または都道府県知事に申出て、業者に適切な措置をとるよう求めることができます。特定商取引法に違反する業者を通知する方法については財団法人日本産業協会で案内を行っています。