歯科インプラント治療 十分理解してから受けましょう
2019年8月27日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
数年前、全ての歯をインプラントにした。定期検診でレントゲン画像を見た歯科医師に「薬を飲んでいるか」と聞かれ、骨粗しょう症の薬を飲んでいることを伝えると、大学病院に行くよう促された。大学病院では、「あごの骨が腐食し始めている」と言われた。(80歳代 女性)
事例2
インプラント治療後に頭痛がして、あごが腫れ痛んだ。他の医療機関でインプラント体の埋め方が浅いことが分かり、外してやり直した。(70歳代 女性)
ひとこと助言
- 歯科インプラント治療は、歯が抜けたところのあごの骨に人工の歯の根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を作るものです。
- 治療に外科手術を伴うので、服用している薬や基礎疾患等によっては、注意を要する場合があります。治療を受ける場合には、自分でもしっかりと情報を収集し、歯科医師に治療方法や費用、リスク等の説明を求め、口腔内および全身の状況を確認した上で、本当に受けるかどうか慎重に判断しましょう。
- 治療後不具合が生じ、手術を受けた医院でも対応されない場合、速やかに歯科大学、大学の歯学部の付属病院、口腔外科専門医等を受診しましょう。
詳細
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
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