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[2018年2月22日:公表]

薬品臭を感じたペットボトル用ストロー(相談解決のためのテストから No.120)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「ペットボトルに水道水を入れ、携帯ストローを取り付けて冷蔵庫で冷やした水を飲んだところ、舌への刺激や薬品臭がした。その原因が携帯ストローによるものか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、ペットボトルの口に取り付けることができるストローで、ストローの飲み口をカバーするキャップが付いているものでした。相談者によると、当該品を使用して舌への刺激と薬品臭を感じたため、台所用漂白剤に浸漬したところ、さらににおいが強くなったとのことでした。

 当該品から放散される揮発性物質を調べたところ、クロロフェノール類と考えられる成分が検出されました。

 また、新品の同型品について、台所用漂白剤に浸漬する前後に放散される揮発性物質を調べたところ、浸漬前にはフェノールと考えられる成分が、浸漬後にはフェノールとクロロフェノール類と考えられる成分が微量検出されました。

 以上より、相談者が感じた舌への刺激や薬品臭は、フェノール類が関与している可能性が考えられました。また、台所用漂白剤に浸漬したことで塩素とフェノール類が反応し、においの閾値が低いクロロフェノール類が生成したものと考えられました。

 依頼センターがテスト結果を事業者に説明したところ、製品については、食品衛生法に基づく試験を実施し、安全性の確認を行っているが、素材臭については、揮発性である特徴から、今後、成型後の乾燥時間を長くする、あるいは、完成品として組み立てるまでの部品の保管期間を長く取る等の工夫をして、軽減に取り組むとのことでした。


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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