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[2017年9月7日:公表]

腹部に水膨れができたEMS機器(相談解決のためのテストから No.115)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「EMS機器を使用したところ、腹部に水膨れができた。使用中の温度を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品はEMS(Electrical Muscle Stimulation)機器で、電気刺激により筋肉の収縮運動を行うものです。電源はコイン電池を使用し、当該品に設けられた4カ所の電極上に粘着性及び導電性のある付属のゲルパッドを貼り、この面を腹部など電気刺激を与える場所に貼り付けて使用します。

 当該品の外観調査を行ったところ、電極側の面には銀色の導電体が塗布されており、これは中央の制御部への配線及び電極の役目をしていました。また、制御部周辺には絶縁のためのコーティングが施されていました。

 当該品の動作時における電極側の面の温度変化を調べた結果、温度上昇はほとんど見られませんでした。一方、当該品の制御部外周に沿ってわずかに変色が見られたことから、この部位の拡大観察を行ったところ、コーティングに微小な損傷があり、この箇所の導電体が露出していることが確認されました。このため、この部位に皮膚が接触する、もしくは汗が流れ込むなどした場合、電極及びゲルパッドを介さずにこの部位から局所的に電流が集中して流れ、通常よりも強い電気刺激が加わり、痛みや傷の原因になる可能性が考えられました。

 依頼センターがテスト結果を事業者に説明したところ、相談者へ購入代金が返金されました。また、コーティング剤と取扱説明書について見直しを検討するとのことでした。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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