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[2016年7月22日:公表]

「荷受代行」・「荷物転送」アルバイトにご注意!(速報)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

 全国の消費生活センターには「送られてきた荷物を指定された住所に転送するだけで報酬がもらえるというアルバイトをするために身分証明書を送ったところ、知らない間に自分の名義で携帯電話が契約されていた」という相談が複数件寄せられ始めていますので、至急、消費者への注意喚起を行います。

相談事例からみる手口

  • SNSでアルバイトを紹介され、身分証明書の画像など個人情報を相手に送る
  • 消費者の個人情報や身分証明書の画像を使って、インターネット通販で携帯電話などが契約される
  • 消費者が届いた荷物を指定された住所に転送することで、報酬が支払われる

消費者へのアドバイス

  • 消費者は「荷受代行」・「荷物転送」のアルバイトのつもりが、運転免許証や健康保険証などを使用され、消費者の名義で携帯電話を契約されています。消費者の名義で不正に契約された携帯電話などが、犯罪に使用される可能性もあります。
  • 数千円の報酬を得ようと思ってはじめたことが、結果的には、自己名義の契約を解約するために解約金や携帯電話の端末代金として1契約につき数万円を支払わなければならないという状況になることがあります。また、契約に使われたクレジットカードが不正利用されている場合、契約者である消費者に対して、月額利用料や通話料などが今後請求される可能性もあります。
  • こうした「荷受代行」・「荷物転送」アルバイトは絶対にしないようにしましょう。また、運転免許証や健康保険証、銀行等口座などの個人情報を安易に伝えないようにしましょう。

本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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