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[2014年8月7日:公表]

留めねじが脱落し取っ手が外れたフライパン(相談解決のためのテストから No.74)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「購入後約3カ月でフライパンのねじが脱落し、取っ手が外れた。その後、時々ねじを締めながら使用していたが、調理中に再び取っ手が外れた。取っ手が外れた原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、直径約20cmのフライパンでした。当該品はアルミニウム合金製のフライパン本体に直接めねじが切ってあり、フェノール樹脂製の取っ手を金属製の留めねじ1本でフライパン本体に固定する構造になっていました。

 別途、同型品も購入して調査を行ったところ、当該品は同型品と比較して、めねじのねじ山がつぶれているのがわかりました。また、ねじ穴の内径を測定し比較したところ、同型品が横方向4.8mm、縦方向4.8mmなのに対し、当該品は横方向5.5mm、縦方向5.5mmで、ねじ穴の内径が広がっているのがわかりました。

 次に、当該品の金属製の留めねじを調査したところ、ねじの呼びはM5(呼び径が5mmのメート ル並目ねじ)で長さは16mmでした。一方、同型品の留めねじを調査すると、ねじの呼びは同じM5でしたが長さが18mmあり、当該品のねじには2mm短いものが使用されていました。

 以上、取っ手が外れた原因は、留めねじが同型品より短かったことに加え、フライパン本体のめねじのねじ山がつぶれていたためと考えられました。

 依頼センターがテスト結果を事業者に説明したところ、事業者より「他製品の16mmのねじが誤って混入した可能性と、製造工程での組立段階で、ねじ穴に斜めにねじを挿入し締め付けた可能性があるため、今後は品質管理を改善する。」との回答を得ました。また、相談者には代替品が提供されました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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