[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > パーツの分解時に親指を挟んで負傷したスチームクリーナー(相談解決のためのテストから No.67)

[2014年4月24日:公表]

パーツの分解時に親指を挟んで負傷したスチームクリーナー(相談解決のためのテストから No.67)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「スチームクリーナーのパーツを外す際に抜けにくく親指を負傷した。再度使用した時も同様に親指を負傷した。構造に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 このスチームクリーナーは、ロックボタンと固定穴からなる接続部が2カ所あり、各パーツを接続して使用する構造になっていました。接続部は、接続する時にはロックボタンを固定穴にはめ、分解する時には、ロックボタンを押すと同時にパーツを引き抜くことで、ロックが解除される構造になっていました。

 相談者が指を負傷した固定穴の直径は11.6mmで、この固定穴に成人女性が親指を入れたところ、指の先端が5mm程度入り込みました。次に、指の代替として直径約7.5mmの太さの樹脂棒を使用して、ロックボタンを押し込んだままパーツを引き抜いたところ、樹脂棒がロックボタンの周囲の部分と固定穴の間に挟まれたことから、指の先端も同様に挟まれて負傷したと推察されました。

 当該品の取扱説明書には、分解時の指詰めに関する注意表示があったものの、同様の事故の再発防止のため、分解時に指が挟まれない構造に改善することが望ましいと考えられました。

 依頼センターから販売事業者に対しテスト結果を報告したところ、「ロックボタンを押した際に指が入り込み過ぎないように固定穴の縁を肉厚にし、ボタンを押した状態でパーツを引き抜いた際に、指が挟まれにくいように、ロックボタンの周囲の穴の縁を丸めた。」という商品改善の報告と共に、「抜けにくい場合には、無理に抜かないように求める注意表示を別紙で同梱(どうこん)することとした。」との回答がありました。また、相談者には商品代金が返金されました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。案内ページ


発表情報トップページへ

ページトップへ