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[2013年4月4日:公表]

約1年7カ月の使用で破損した椅子(相談解決のためのテストから No.43)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「椅子の座面と支柱パイプをつなぐ溶接部が破断したため、使用できなくなった。破断した原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 椅子は、脚と椅子をつなぐ支柱の部品が破損していました。破損した箇所を観察したところ、溶接を施しているところが破断しており、溶接は外側から施されていました。また、破断面を電子顕微鏡で観察したところ、破断面の大部分に、繰り返しの応力が加わることによる疲労破壊であることを示す平行線の模様(ストライエーション)が見られました。

 破損した椅子は、使用過程の負荷によって疲労破壊したものと考えられました。また、約1年7カ月の使用で破損していることを考慮すると、強度が十分ではなかった可能性が考えられました。

 テスト結果の報告を受けたメーカーから、商品は販売前に調査機関で座面などの強度試験を行っていたが、今回のテスト結果を調査機関に報告し、当該箇所の強度を検査する試験方法を再検討する予定であるとの報告がありました。また、相談者には、商品の購入代金が全額返金されました。


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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