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[2016年5月13日:公表]

のどや食道を傷つけることも!薬の包装シートの誤飲に注意

2016年5月13日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は見守り新鮮情報お申し込みからできます。

[第253号]

リーフレット版[PDF形式](230KB)

内容

朝食後、家族が切り取って渡した内服薬をPTP包装シートごと飲み込んだ。のどにつかえた感じがあり、近所の病院にかかった後、救急車で他の病院に運ばれ、胃カメラで食道からPTP包装シートを回収した。(90歳代 男性)

ひとこと助言

  • プラスチックにアルミなどを貼り付けたPTP包装シートに入った薬を、PTP包装シートごと飲んでしまい、のどや食道などを傷つけたという事故が多く見られます。痛みなどの症状が表れるまで誤飲に気付きにくく、重症化する恐れもあります。
  • PTP包装シートを切り1錠ずつにすると、飲み込みやすいサイズになってしまう上に、切った角が鋭くなり危険です。1錠ずつに切り離してはいけません。
  • 万が一PTP包装シートを誤飲した場合、のどにつかえる等の違和感があったら、医療機関を受診しましょう。日ごろから休日、夜間に受診できる医療機関の連絡先を確認しておくことも大切です。

本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「高齢者の誤飲・誤食事故に御注意ください!」(消費者庁)[PDF形式]


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