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[2015年3月18日:公表]

「好転反応」と言われても、健康被害が出たら利用は中止

2015年3月18日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は見守り新鮮情報お申し込みからできます。

[第218号]

リーフレット版[PDF形式](249KB)

内容

以前から続いている耳鳴りが治るのではとの思いから、電位治療器の無料体験に通い、その後機器を購入した。使用すると指先にかゆみを感じたので、担当者に症状を伝えると、「好転反応だから使用し続けて」と言われた。その後1週間使用したところ、かゆみが指先から体中へ広がったため使用を止めた。体調不良になり困っている。(70歳代 男性)

ひとこと助言

  • 健康器具や健康食品、化粧品、エステティックサービス等の利用後に湿疹、下痢、頭痛などの症状が発生した際、事業者から「好転反応(回復に向かう過程の一時的現象)だから」などと継続することを勧められ、症状が持続・悪化したという相談が寄せられています。
  • 事業者の「好転反応」「毒素が出ている」などの説明は、利用を継続させるためのセールストークである場合もあり、うのみにしてはいけません。
  • 利用する際は、体調の変化に注意し、健康被害が出たら、利用をいったん中止して、早めに医師に相談しましょう。

本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「健康被害発生後も継続利用を勧められる美容・健康商品等〜『好転反応』等といわれても、健康被害が出たら利用を一旦中止しましょう!〜」(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/141210kouhyou_1.pdf


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