ボタン電池の誤飲に注意
2014年11月21日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
息子がタイマーのふたを取って遊んでいるのを母親が発見したが、その中にあるはずのボタン電池が見当たらなかった。腹部レントゲンで胃にボタン電池があることを確認したため、マグネットカテーテルで摘出してもらった。
(1歳 男児)
事例2
娘が口を動かしているのを上の子が見つけ、口の中をのぞくと懐中電灯のボタン電池が1個あった。3個あるはずのボタン電池の残り2個はどこにも見当たらず、医者に行って胃の中にあるのが分かった。すぐに胃洗浄して取り出してもらい、1日入院した。
(1歳 女児)
ひとことアドバイス
- ボタン電池を誤飲すると、放電で起こる化学やけどにより「消化管に穴が開く」「潰瘍(かいよう)ができる」などの重大な事故につながる場合があります。
- ボタン電池は、リモコン、キッチンタイマー、体温計など家庭内にある様々な商品に使用されています。
- ボタン電池を使用した商品の中には、工具等を使用しなくても電池が取り出せたり、床への落下で電池が飛び出たりするものもあります。誤飲の恐れがありますので、絶対に乳幼児の手の届かないところへ保管してください。
- ボタン電池を誤飲した場合は、すぐに医師の診断を受けましょう。
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「ボタン電池を使用した商品に注意−乳幼児の誤飲により、化学やけどのおそれも−」
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