タバコの誤飲 子どもの手の届くところに置かないで!
2016年11月22日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
タバコの吸い殻を入れていたペットボトルの中身の水を飲んでしまった。不快な顔をしたので受診したところ、点滴をすることになった。
(当事者:3歳 男児)
事例2
新しいタバコを1、2本口にしたらしい。フィルターは1個あり、布団の上にタバコの葉が少しあった。病院に向かう途中で顔色が青くなり、受診後、胃洗浄と点滴をした。
(当事者:1歳 女児)
ひとことアドバイス
- タバコに含まれるニコチンは猛毒です。子どもが誤ってタバコの葉を食べると中毒を起こし、死に至ることもあります。また、事故の大半は1歳前後の乳幼児に集中して起きているので、この時期は特に注意が必要です。
- タバコや灰皿を子どもの手の届く場所に置かないようにしましょう。
- 飲料の空き缶、ペットボトル等を灰皿代わりにしてはいけません。タバコの浸出液はニコチンが体に吸収されやすい状態になり、子どもが飲み物と間違えて飲むと症状が悪化する危険があります。
- タバコを誤飲した場合は、何も飲ませず、直ちに医療機関を受診しましょう。
本情報は、厚生労働省の公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「平成26年度 家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告(厚生労働省)」[PDF形式]
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