ヒータージャケット
受付番号:2021152
目的
ヒータージャケットを使用したところ、ジャケットの背中部分の裏側が焦げていた。商品に問題がないか調べてほしい。
テスト結果の概要
苦情品の焦げた原因は、右側の腰部ヒーター線のカシメ部において、導線の素線の一部の断線により抵抗が大きくなり、異常発熱を起こして焼損に至ったものと考えられた。なお、苦情品は、車の運転後に異常が確認されていることから、運転中に車のシートとの間で苦情品に力が加わったことが考えられたが、少ない使用回数のうちに異常が生じていることから、焼損したヒーター付近に初期不良があった可能性も考えられた。