独立行政法人国民生活センター

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[2018年3月:公表]

座椅子

受付番号:29155


目的

通信販売で購入した座椅子を使用したところ、皮膚が直接触れた部分にかゆみ等の症状が現れた。皮膚障害の原因となり得る物質が含まれていないか調べてほしい。

テスト結果の概要

皮膚が直接触れたと考えられる苦情品の合成皮革部分の表面は強い酸性やアルカリ性を示さず、ホルムアルデヒドの溶出も確認されなかったが、皮膚刺激性を有する物質と推定されたいくつかの成分や、接触皮膚炎の原因となることが報告されている金属元素が微量検出された。これらが相談者の症状に関与したかについては、皮膚科専門医を受診して確認を行う必要がある。