独立行政法人国民生活センター

検索メニュー

×閉じる

現在の位置:トップページ > 注目情報 > 商品テスト > 相談解決のためのテスト > 椅子のキャスター

ここから本文
[2017年11月:公表]

椅子のキャスター

受付番号:29083


目的

18年間使用していた椅子のキャスターが突然破損したため、椅子が倒れ、床が傷ついた。椅子のキャスターに問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品が破損した原因は、18年の経年使用で材質のポリウレタンが劣化してもろくなっていたことによるものと考えられた。なお、苦情品のタイヤにはベアリングの端部に近い位置に大きい空洞がみられたが、破損していなかった苦情品の荷重走行性能試験で摩耗が認められたのは車輪の接地部に近い位置で、損傷は大きい空洞につながっていなかった。このことから、空洞の存在が破損の主因であったとは考えにくい。