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[2017年9月:公表]

圧力鍋

受付番号:28196


目的

圧力鍋で調理し、15分位放置した後でふたを開けようとしたところ、中身が飛び出し顔に2度のやけどを負った。商品に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品には動作に支障が出るような異常はみられなかったことから、事故の原因は、(1)食材の付着などでメインバルブがふさがれ、開閉レバーを操作しても内圧を逃がすことができない状態となっていたこと、(2)内圧が残った状態でも開閉レバーを「open」の位置とすることが可能な構造であったこと、(3)圧力表示ピンが上がった状態であることを見逃してふたを開けてしまったことが複合し、内圧が高い状態でふたが開き、その際に中身が飛び出したとものと考えられた。