独立行政法人国民生活センター

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[2016年12月:公表]

ソファ

受付番号:28085


目的

購入したソファを使用したところ、頭痛や皮膚障害の症状が現れた。商品のホルムアルデヒド量等を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品からの揮発性成分及び溶出成分を調べたところ、ホルムアルデヒドは検出されなかったが、トルエン、エチルベンゼン、2-ブトキシエタノール、テレフタル酸ジメチルと推定される成分が検出された。テレフタル酸ジメチルは皮膚障害を、トルエン、エチルベンゼン、2-ブトキシエタノールは皮膚障害のほかに吸入による頭痛等も引き起こすとされている。これらの成分が相談者の症状の原因であるかは不明であるが、因果関係を立証するには皮膚科及び内科専門医による診断が必要である。