ご用心 災害に便乗した悪質商法
地震、大雨などの災害時には、それに便乗した悪質商法が多数発生しています。
悪質商法は災害発生地域だけが狙われるとは限りません。災害に便乗した悪質な商法には十分注意してください。
また、義援金詐欺の事例も報告されています。義援金は、たしかな団体を通して送るようにしてください。
なお、以下で紹介する相談事例やアドバイスは一例です。
お困りの際には、一人で悩まずお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。
- 全国の消費生活センター等の相談窓口、消費者ホットライン(188)
- 警察(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」、最寄りの警察本部・警察署の悪質商法担当係)
台風に関連した相談事例
- 台風の後片づけをしていたら、業者が来訪し、損害保険を使って無料で雨どい修理ができる、経年劣化で壊れたものも保険でできると言われた。不審だ。
- 先日の台風で雨どいが壊れ外壁もはがれた。「火災保険で修理できる」という業者が突然来訪し、保険請求手続の代行と住宅修理を依頼したがやめたい。
- 台風で自宅の屋根瓦がずれ、見積もりのつもりで業者を呼んだら、屋根にビニールシートをかけられ高額な作業料金を提示された。仕方なく支払ったが納得できない。
過去の災害発生時に寄せられた相談事例
工事、建築
- 日に3〜4回訪問され、屋根の吹き替え工事契約を迫られた
- 屋根の無料点検後、このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさせられた
- 豪雨で雨漏りし修理してもらったがさらにひどくなった
- 雪下ろし作業後に当初より高い金額を請求された
寄付金、義援金
- ボランティアを名乗る女性から募金を求める不審な電話があった
- 市役所の者だと名乗る人が自宅に来訪し義援金を求められた
災害をきっかけ・口実にした勧誘トラブル
- 屋根の修理工事を火災保険の保険金の額で行うと言う業者が信用できない
- アンケートに答えたら補償金が受け取れると言われた
消費者へのアドバイス
工事、建築
- 修理工事等の契約は慎重に
- 契約を迫られても、その場では決めないで
- 契約後でも、クーリング・オフができる場合がある
寄付金、義援金
- 不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断って
- 金銭を要求されても、決して支払わない
- 公的機関が、電話等で義援金を求めることはない
- 寄付をする際は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認
相談窓口を利用しましょう
お困りの際には、一人で悩まずお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。
- 全国の消費生活センター等の相談窓口、消費者ホットライン(188)
- 警察(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」、最寄りの警察本部・警察署の悪質商法担当係)
啓発用リーフレット
見守り情報
- 災害に便乗した悪質な修理業者に注意[PDF形式](217KB)
- 災害時の宿泊施設の解約トラブル[PDF形式](215KB)
- 慌てないで! 災害後の住宅修理トラブル[PDF形式](215KB)
- 「保険金の手続きをサポートする」と勧誘する住宅修理に注意[PDF形式](250KB)
- ご注意 熊本地震に便乗した不審な訪問や電話[PDF形式](240KB)
- 注意!震災に便乗した悪質商法[PDF形式](203KB)
- あわてないで!震災に便乗した屋根修理サービス[PDF形式](215KB)
- 震災に便乗した義援金詐欺に注意
- 震災に乗じた悪質メールが子どもにも
関連情報
- 平成28年熊本地震発生に関連する注意喚起(2016年4月15日)
- 震災に関する消費生活情報(東日本大震災)(2011年3月14日)
参考
防災情報
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