電力小売り全面自由化 便乗商法に注意して
2016年1月26日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は見守り新鮮情報お申し込みからできます。
内容
「2016年4月に電力料金が自由化になる。その前に太陽光発電システムを設置し、電気を売電すれば儲かる」と電話があり、自宅で業者の説明を聞いた。設置料金は200万円ほどで、ローンを組むと月々1万円の支払いという。しかし、説明通りの売電金額が約束されているわけでもなく、年金暮らしの自分がローンを抱えることにも不安になった。(60歳代 男性)
ひとこと助言
- 電力の小売り全面自由化を口実にして、太陽光発電システムや、プロパンガス、蓄電池等の勧誘が行われています。
- 電力の契約は地域ごとの電力会社との契約でしたが、2016年4月からは小売り自由化により、多様な業種や業態の事業者の中から契約を選択できるようになり、今後さまざまな勧誘が行われることが予想されます。
- 電力小売り自由化に関しては、制度や条件などをしっかり情報収集し、よく理解しておくことが必要です。
- 不安に思ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「電力の小売全面自由化が始まります!−正確な情報を収集し、よく理解してから契約を!便乗商法にも気をつけましょう−」
- *電力の小売自由化の制度や登録事業者等の問い合わせ
経済産業省 専用ナビダイヤル TEL:0570-028-555(受付時間 平日9時〜18時) - *小売契約についてのトラブル等の問い合わせ
電力取引監視等委員会 相談窓口 TEL:03-3501-5725(受付時間 平日9時30分〜12時、13時〜18時30分)
※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について