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[2024年7月30日:更新]

健康食品の危害

 健康食品に関連した危害情報が多く報告されています。「定期購入で申し込んだサプリメントを摂取して体調不良が生じたため解約を申し出たが、拒否されて不満である」などの定期購入に関する相談が多く見られます。また危害の内容としては、消化器障害、皮膚障害が多く見られます。

PIO-NETに登録された相談件数の推移

年度 2021 2022 2023 2024
相談件数 1,134 1,186 1,490 348(前年同期 213)

相談件数は2024年5月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)

最近の事例

消化器障害に関する相談

  • スマートフォンで広告を見て、ネット通販でダイエットサプリメントをお試し価格で購入した。商品が届き飲んだところ、下痢になったので解約を申し出たら差額精算を求められ納得できない。
  • 定期購入でお試し価格のダイエットサプリメントを注文したが、1袋を飲んだところ、下痢が続き体調を崩してしまった。解約保証期間を過ぎていたが、いつでも解約できると記載があったので解約を申し出ると、高額な解約料を請求され納得できない。

皮膚障害に関する相談

  • 動画投稿サイトの広告を見て数百円の筋肉増強サプリメントを購入した。飲むと発疹が出たので解約を申し出たところ、4回の定期購入が終了するまで解約できないと言われたがすぐに解約したい。

その他の症状

  • インターネットで定期購入の生酵素サプリメントを申し込んだが、喉がイガイガするなどアレルギー症状が出て飲めないので解約したい。
  • インターネットショッピングサイトで花粉症に効くという健康茶を買った。2週間ほど飲んだ後、いったん飲むのを止めたら、倦怠感や微熱が数週間続く。この健康茶にはステロイドが含まれていることがわかった。
  • ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。

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