子どもの危害
外食や玩具などで子どもに危害が発生したという相談が寄せられています。
子どもは、周りの大人から見ると思いがけない行動や反応をすることがあり、その結果としてさまざまな「不慮の事故」に巻き込まれることが少なくありません。
PIO-NETに登録された相談件数の推移
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|
相談件数※ | 310 | 272 | 219 | 163(前年同期 146) |
相談件数は2021年12月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
- ※12歳以下の子どもの危害情報の件数となっています。
最近の事例
- 飲食店で、店内の椅子の上に店が用意した幼児用の座椅子を置いて子どもを座らせたら、突然座椅子ごと床に落ちてけがをした。
- 子ども用ジャンプ傘を購入直後に、3歳の子どもが触りたがったので渡したところ泣き声がした。慌てて様子を見に行ったら、傘の骨の先端のカバーが外れて骨が露出し、子どもが瞼にけがをしていた。
- ガードに触れると羽根の動きが止まるという扇風機を購入したが、1歳の息子がガードの中に手を入れても扇風機の羽根は止まらず、爪が剥がれた。
- 8歳の子どもの身長を伸ばすため、インターネット上の広告からサプリメントを月1回の定期購入で注文したが、服用後お腹を壊したため摂取を嫌がるようになった。
- 自宅で使用していたウォーターサーバーの温水レバーのロックの不具合で1歳7カ月の娘が手に火傷を負った。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
国民生活センターホームページの関連情報
- マグネットパズルの破損に注意−内蔵された強力な磁石を誤飲した幼児の胃や腸に穴があく事故が発生−(2022年2月17日)
- 乳幼児による水で膨らむボール状の樹脂製玩具の誤飲にご注意!(2021年12月23日)
- カットパンによる乳児の窒息事故が発生−小さくちぎって与え、飲み込むまで目を離さないで−(2021年10月19日)
- 家電から出る蒸気による乳幼児のやけどにご注意!−炊飯器、ポット、ケトル、加湿器(スチーム式)について−(2021年9月2日)
- 男児用水着のインナー生地を確認しましょう−陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも−(2021年7月15日)
- 液体芳香剤の誤飲事故等に注意!−乳幼児がリードディフューザーの液を誤飲して入院する事故が発生−(2021年4月8日)