[2025年12月17日:公表]
入浴・沐浴に伴う乳児の落下事故に注意!−浴槽の蓋や洗濯機の上には寝かせないで−
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。
子育てをしている家庭において、子どもとの入浴や沐浴は日常生活の一部であり、身体を清潔にするほか、親子のコミュニケーションタイムの1つでもあります。
医療機関ネットワークには、家庭内における入浴・沐浴に伴う乳児の落下事故の情報が2020年度から2025年度までの約5年半の間で、78件寄せられています。このうち、浴槽の蓋や洗濯機などから落下して頭部を受傷したという事故が発生しており、生後間もない乳児が入院するケースもみられます。
そこで、医療機関ネットワークに寄せられた事故情報等を取りまとめ、消費者へ注意喚起することとしました。
動画【YouTube】
医療機関ネットワークに寄せられた事故情報
- 浴槽の蓋や洗濯機から落下し、頭部を受傷する事故が発生しています。
- 重篤なけがである骨折や頭蓋内損傷を負った事故の約4割は、洗濯機から落下したものでした。
- 洗濯機からの落下事故は、月齢6カ月以下に集中していました。
洗濯機からの落下事例
- 乳児を洗濯機の上に寝かせ、浴室のシャワーを出すためにその場を離れたところ、ドンと音がした。保護者が振り返ると乳児はうつ伏せで床に落ちていた。外傷性くも膜下出血により入院。
浴槽の蓋からの落下事例
- 浴槽の蓋の上にベビーバスを乗せ、乳児の沐浴を行っていた。蓋がずれてベビーバスごと乳児が浴槽に落ちた。
- 乳児を風呂場の浴槽の蓋の上に寝かせていた。保護者が目を離した際に寝返りをして落下した。
消費者へのアンケート調査
- 4割以上の人が、落下した(しそうになった)場所にほぼ毎回乳児を寝かせていました。
- 1人で複数人の子どもの世話をしている際に落下した(しそうになった)経験をしている人が多い傾向がみられました。
- 落下した(しそうになった)経験がない人は、落下の危険性がある場所に寝かせていない傾向がみられました。
事故の再現及び構造等
- 洗濯機のタイプに限らず落下のリスクがあるほか、重篤なけがを負う危険性が高いと考えられました。
- 浴槽の蓋には、「手をついたり、乗ったりしない」旨の表示がみられました。
消費者へのアドバイス
- 乳児を洗濯機の上に寝かせることは、絶対にやめましょう。
- 乳児を寝かせる必要がある場合は、浴槽の蓋など落下する危険性がある場所ではなく、床などの安全な場所を選びましょう。
- バウンサーなどの子ども用品を使用する際は、取扱説明書に従い正しく使用しましょう。
啓発資料
業界・事業者への要望
- 入浴・沐浴に伴い乳児が洗濯機から落下し、頭蓋内損傷等の重篤なけがを負う事故が発生しています。洗濯機の上には乳児を寝かせないことについて、消費者が理解しやすい表示等を行うとともに、周知啓発を行うよう要望します。
行政への要望
- 入浴・沐浴に伴い乳児が落下する事故が発生しています。入浴・沐浴の際に乳児を落下する危険性のある場所に寝かせないことについて、消費者への周知啓発を行うよう要望します。
要望先
- こども家庭庁(法人番号7000012010039)
- 一般財団法人家電製品協会(法人番号5010005018544)
- 一般社団法人日本電機工業会(法人番号8010005016727)
情報提供先
- 消費者庁(法人番号5000012010024)
- 内閣府 消費者委員会(法人番号2000012010019)
- 経済産業省(法人番号4000012090001)
- 公益社団法人日本産婦人科医会(法人番号5011105004814)
- 公益社団法人日本小児科学会(法人番号5010005018346)
- 公益社団法人日本小児保健協会(法人番号5010005018940)
- 公益社団法人日本助産師会(法人番号9010505001599)
- 一般財団法人製品安全協会(法人番号1010505002118)
- 一般社団法人日本産後ケア協会(法人番号7010805002035)
- 一般社団法人大手家電流通協会(法人番号3010005035863)
- 特定非営利活動法人Safe Kids Japan(法人番号5010905002878)
- オンラインマーケットプレイス協議会(法人番号なし)
業界の対応 ※2026年1月26日 追加
本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165
※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について



