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[2024年12月11日:公表]

商品が届かない…!返金してもらえない…!悪質通販サイトを巡るトラブルにご注意

#ブランド品 が安い!📱
希少な物が売ってる!💻
ネット通販で手軽に購入!
あれ、 #商品が届かない …
お店と連絡も取れない…
#返金 もしてもらえない…
⇒188に相談! #通販サイト

啓発資料

画像:啓発資料「商品が届かない…!返金してもらえない…!悪質通販サイトを巡るトラブルにご注意」

悪質通販サイトを巡るトラブルにご注意[PDF形式](1.3MB)

相談事例

銀行振込で代金を支払ったが、その後、商品が届かず、事業者と連絡がとれない

 通販サイトでウイスキーの注文を行った。代金支払い後、発送するとメールで連絡があり、約7,000円を事業者から指定された個人名義の銀行口座に振り込んだ。その後、連絡がないため発送状況を尋ねるメールを3回したが、返信がない。商品が届かないので、全額返金してほしい。

(2024年6月受付 60歳代 男性)

偽サイトと気付かず商品を購入してしまい、商品が届かず返金もされない

 通販サイトでアウトドアブランドのリュックを注文し、約4,500円をクレジットカードで支払った。日本語サイトであるにもかかわらず、注文受付メールが英語で届いた。発送の連絡がないためメールで問い合わせたところ、荷物追跡番号が送られてきたが追跡ができなかった。
不審に思い、「商品をキャンセルしたい」と伝えたが、「キャンセルはできない。発送中に商品を紛失したため、半額のみ返金する。」と返信がきた。再度、ブランド名を検索し、公式サイトに問い合わせたところ、これまでやり取りしていたのは偽サイトであると言われた。全額返金してほしいが、どうすればよいか。

(2024年4月受付 50歳代 女性)

サイトで商品を購入し、プリペイド型電子マネーで支払ったが商品が届かない

 通販サイトで約6,000 円のスピーカーを注文し、コンビニ払いを選択したところ、プリペイド型電子マネーでの支払いを求められ、コンビニで購入した電子マネーの情報を伝えた。支払完了メールが届いたが、商品が到着予定日を過ぎても届かなかった。その後、事業者から返金するというメールが届き、メッセージアプリでのやり取りに誘導するリンクが記載されていたが、どのように対応すればよいか。

(2024年6月受付 20歳代 男性)

消費者へのアドバイス

購入前に悪質通販サイトでないかよく確認する!

 トラブルが寄せられる通販サイトには、次のような特徴が見られます。悪質な通販サイトの特徴を知り、少しでも怪しいと感じたら注文をしないようにしましょう。

  • 市場では希少なものがこのサイトでは入手可能となっている。
  • ブランド、メーカー品で価格が通常より安い。
  • サイト内の説明が不自然な日本語の文章となっている。
  • 支払い方法が限定されている。振込先の銀行口座の名義が個人名である。
  • キャンセル、返品、返金のルールがどこにも記載されていない。
  • サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない など。

悪質通販サイト情報

 越境消費者センター(CCJ)ウェブサイトでは「悪質通販サイト情報」を掲載しています。少なくとも購入前に確認して、ここに掲載されている事業者サイトからは購入しないようにしましょう。

  • ※ 現存のウェブサイトを網羅したものではありません。掲載されていないウェブサイトであっても、上記のような特徴が見られる場合は、信頼できるウェブサイトか否かを慎重に判断してください。

プリペイド型電子マネーをコンビニで購入し、その情報をメール等で伝えるよう求められた場合は、応じない!

 コンビニ等でプリペイド型電子マネーを購入するよう指示し、電子マネー番号等の情報を写真に撮り、メールで送らせる等の方法は詐欺の手口です。そのような方法で支払い求められた場合は、絶対に応じず、購入の手続を進めないでください。プリペイド型電子マネーの情報を一度相手に伝えてしまうとお金を取り戻すことは非常に困難です。

トラブルにあってしまった場合は、すぐに決済関連事業者に相談する!

クレジットカード決済の場合

 クレジットカード会社に対してトラブルにあったことを連絡することで、クレジットカード会社から対応が得られる場合があります。早急にクレジットカード会社に相談しましょう。

銀行振込の場合

 銀行振込で支払ったお金を取り戻すことは非常に困難ですが、早急に振込先銀行に事情を伝え、相談しましょう。併せて、最寄りの警察に被害を届け出るようにしましょう。警察に相談した場合は、その旨も振込先銀行の相談窓口に伝えましょう。

プリペイド型電子マネーの場合

 お金を取り戻すことは非常に困難ですが、早急にプリペイドカードの発行会社に連絡しましょう。併せて、最寄りの警察に被害を届け出るようにしましょう。

少しでも不安に思ったらすぐに消費生活センター等に相談する!

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
越境消費者センター(Cross-border Consumer center Japan:CCJ)
海外の事業者との間での取引でトラブルにあった消費者のためのオンラインの相談窓口です。
*警察相談専用電話「#9110」
最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号です。被害に遭ってしまった場合には警察にも相談しましょう。

本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。