「消費者トラブルメール箱」2021年度のまとめ
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。
消費者被害の実態を速やかに把握し、同様な消費者被害の発生の防止に役立てるため、インターネットを利用した情報収集コーナーとして、2002年4月から「消費者トラブルメール箱(以下:トラブルメール箱)」を国民生活センターのホームページ上に開設しています。今回は、2021年度に寄せられた情報の傾向等について報告します。
情報の傾向
「トラブルメール箱」に2021年度に寄せられた情報の主な内容は、以下のとおりです。
- インターネット通販に関するトラブル
- スマートフォン、光回線などの通信サービスに関するトラブル
- 架空請求・不当請求関連のトラブル
- 個人間取引に関するトラブル
- その他のトラブル(オンラインゲームに関するトラブル、会費請求に関するトラブル、賃貸住宅の退去の際のトラブル等)
消費者庁への情報提供
重大事故(死亡・治療期間30日以上等)、および重大な事故につながる可能性が考えられる、いわゆる「ヒヤリハット」に類する情報について、消費者安全法に基づいて、速やかに消費者庁(消費者安全課)へ通知および情報提供を行っています。2021年度は重大事故6件、ヒヤリハット43件について、消費者庁へ通知および情報提供を行いました。
参考
受信件数
受信件数は、2021年度は11,682件でした。1日当たりの平均受信件数は約32件でした。
アクセス(閲覧)件数
トップページへのアクセス件数は、11万9,664件でした。また、「トラブルメール箱」によく寄せられる情報をまとめた身近な消費者トラブルQ&A(FAQ)のトップページへのアクセス件数は69万2,312件でした。
FAQの件数
2022年3月末時点で、FAQコーナーには272件を掲載しています。
送信者について
性別
男性59.8%、女性40.2%と、男性が約6割を占めています。
年代別
30歳代から50歳代で約7割を占めています。
職業別
給与生活者と自営・自由業の割合が高く、8割弱を占めています。
時間帯別
情報提供の送信が行われた時間帯について3時間ごとに集計したところ、9時から24時までは時間帯による差がそれほどありませんでした。深夜〜早朝の時間帯(0時〜5時59分)においても、全体の約8%を占めています。
本件連絡先 相談情報部
[報告書本文] 「消費者トラブルメール箱」2021年度のまとめ[PDF形式](698KB)
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