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[2022年6月16日:公表]

「消費者トラブルメール箱」2021年度のまとめ

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

 消費者被害の実態を速やかに把握し、同様な消費者被害の発生の防止に役立てるため、インターネットを利用した情報収集コーナーとして、2002年4月から「消費者トラブルメール箱(以下:トラブルメール箱)」を国民生活センターのホームページ上に開設しています。今回は、2021年度に寄せられた情報の傾向等について報告します。

情報の傾向

「トラブルメール箱」に2021年度に寄せられた情報の主な内容は、以下のとおりです。

  • インターネット通販に関するトラブル
  • スマートフォン、光回線などの通信サービスに関するトラブル
  • 架空請求・不当請求関連のトラブル
  • 個人間取引に関するトラブル
  • その他のトラブル(オンラインゲームに関するトラブル、会費請求に関するトラブル、賃貸住宅の退去の際のトラブル等)

消費者庁への情報提供

 重大事故(死亡・治療期間30日以上等)、および重大な事故につながる可能性が考えられる、いわゆる「ヒヤリハット」に類する情報について、消費者安全法に基づいて、速やかに消費者庁(消費者安全課)へ通知および情報提供を行っています。2021年度は重大事故6件、ヒヤリハット43件について、消費者庁へ通知および情報提供を行いました。

参考

受信件数

 受信件数は、2021年度は11,682件でした。1日当たりの平均受信件数は約32件でした。

アクセス(閲覧)件数

 トップページへのアクセス件数は、11万9,664件でした。また、「トラブルメール箱」によく寄せられる情報をまとめた身近な消費者トラブルQ&A(FAQ)のトップページへのアクセス件数は69万2,312件でした。

FAQの件数

 2022年3月末時点で、FAQコーナーには272件を掲載しています。

送信者について

性別

 男性59.8%、女性40.2%と、男性が約6割を占めています。

年代別

 30歳代から50歳代で約7割を占めています。

職業別

 給与生活者と自営・自由業の割合が高く、8割弱を占めています。

時間帯別

 情報提供の送信が行われた時間帯について3時間ごとに集計したところ、9時から24時までは時間帯による差がそれほどありませんでした。深夜〜早朝の時間帯(0時〜5時59分)においても、全体の約8%を占めています。


本件連絡先 相談情報部

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