高齢者の生活動線を点検して転倒事故を防ぎましょう
2017年10月31日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は見守り新鮮情報お申し込みからできます。
内容
事例1
トイレに行こうと歩いていて廊下の段差で転倒した。鼻を骨折していた上、くも膜下出血と診断され入院となった。(80歳代 男性)
事例2
パンを食べようとキッチンへ行ったところ、トースターのコードに引っかかって転倒。キッチンで額を打ち出血したため、病院に搬送された。(80歳代 男性)
ひとこと助言
- 家庭内で転倒し骨折するなど、高齢者の日常生活における転倒事故が報告されています。
- 高齢者は加齢等による身体機能の低下により、自宅のような慣れ親しんだ場所でも事故に遭うリスクがあります。高齢者の心身の変化に合わせて、家族などが家庭内の環境を再確認しましょう。
- 段差や電源コード、暗い場所など転倒の原因となりそうなものを減らしたり、家電製品の配置に気をつけたりするなど、高齢者の生活動線を点検することが大切です。
- 定期的に電話をかけたり訪問したりするなど、家族や周囲の人が高齢者とコミュニケーションを取り、様子を見守りましょう。
本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。
<詳細>
ご家族など身近な方で高齢者の事故を防止しましょう!−事故防止のために高齢者の身の回りを見直してみましょう−(消費者庁)[PDF形式]
<参考>
「高齢者の家庭内事故防止見守りガイド」を作成!一人及び二人暮らしの高齢者の見守りについて調査しました(東京都)
※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について