液体芳香剤の誤飲 重症になることも
2021年6月29日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は子ども・若者サポート情報お申し込みからできます。
内容
事例
トイレに置いていた液体芳香剤を誤飲した。3回吐き、激しくせき込んだ。その後、熱が出て、呼吸が速くなった。翌日病院に行ったら化学性肺炎と診断され2週間入院した。胸部CTにて、肺の一部が空洞のようになっている箇所がみられ、治るかどうかは不明である。
(当事者:1歳 男児)
ひとことアドバイス
- 液体芳香剤は、乳幼児の手や目が届かない場所で使用・保管しましょう。
- 液体芳香剤の液は、気管に入ると化学性肺炎を生じる危険があります。誤飲しても慌てて吐かせずに、商品名と飲んだと思われる量を確認し、すぐにかかりつけ医や中毒110番等に相談しましょう。
- 液体芳香剤の液が目に入った場合は、すぐに流水で洗い流しましょう。皮膚に付いた場合は、かぶれるおそれがあるので石けんなどでよく洗いましょう。
誤飲した場合の主な相談機関
- 「公益財団法人日本中毒情報センター 中毒110番」
- 大 阪:072-727-2499(365日、24時間対応)
- つくば:029-852-9999(365日、9〜21時対応)
詳細
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について