強力な磁石のマグネットボールを誤飲し消化管に穴が!
2018年4月24日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は子ども・若者サポート情報お申し込みからできます。
内容
事例
娘が何度も吐いたので受診した。胃腸炎を疑われ薬を飲んだが、嘔吐が止まらなかったため、別の病院でレントゲン検査をすると、腸内に異物が見つかり開腹手術をした。小腸内の3カ所が直径3ミリのマグネットボールにより圧迫壊死を起こして穿通しており、37個摘出された。
(当事者:1歳 女児)
ひとことアドバイス
- 複数の磁石を組み合わせていろいろな形にして遊べるマグネットボールによる幼児の誤飲事故が起きています。マグネットボールのような磁力の強い磁石を複数誤飲すると、胃壁や腸壁を挟んで磁石どうしがくっついてとどまり、消化管に穴を開けてしまうこともあります。
- 3歳頃までの子どもは何でも口に含む特徴があります。強力な磁力のマグネットボールの誤飲は大変危険であるため、子どもには遊ばせないようにしましょう。
- 誤飲した可能性があると思われる場合には、すぐに医師の診断を受けましょう。
本情報は、国民生活センターの公表資料をもとに編集・発行しています。
<詳細>
強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生−幼児の消化管に穴があき、開腹手術により摘出−
※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について