引越トラブルにご注意
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。
全国の消費生活センター等には引越トラブルに関する相談が寄せられており、徐々に増加しています。
相談事例を見ると「引越事業者によって壁や家具に傷をつけられた」など、傷や荷物の紛失、その補償に関するものが多く寄せられていますが、なかには「オンライン上で見積りを取って契約したが、荷物がトラックに乗りきれず積み残された」、「見積り後に契約しないと伝えたら、引越事業者が置いていった段ボールを返送料負担で返送するように言われた」といった見積りに関するものもみられます。
昨年度に寄せられた相談を受付年月別に見ると、新生活を迎える3月から4月に増加する傾向があります。そこで、引越のトラブルに関する相談の特徴や消費者へのアドバイスを整理し、消費者への注意を呼びかけます。
相談事例
- 引越事業者が養生せず荷物を運び出したため、廊下や階段のクロス、床やドアに多数の傷が入った。担当者は覚えがないと言う。
- 見積り時、エアコンの脱着作業に関する当日費用や高所作業に伴う追加費用の説明がなく、引越当日になって請求された。仕方なく支払ったが、納得できない。
- オンライン上で見積りを取り契約したが、荷物がトラックに乗りきれず積み残された。
- 複数の引越事業者から見積りを取った際、段ボールを置いていった事業者がいた。その事業者と契約しなかったところ、段ボールをこちらの費用負担で返送するよう言われた。
相談事例からみる問題点
- 引越後に傷や故障に気づいても、それが引越に起因するものであるということを特定しづらい。
- 追加料金など、契約内容の確認や理解が十分にできていないことがある。
- オンライン等の見積りの場合、消費者自身が荷物量等の引越に必要な情報を全て把握して引越事業者に伝えることが難しい場合がある。
- 見積りの時点で段ボールを置いていき、返送費を負担させるケースがみられる。
消費者へのアドバイス
- 引越の見積りは依頼内容や自分に合った方法で依頼しましょう。
- 引越事業者から渡される約款や見積書等の関係書類をしっかりと読み、疑問点や不明な点は必ず事前に確認するようにしましょう。
- 契約締結前に段ボール等の資材の提供を受ける際はその取扱いを確認しましょう。
- 傷や故障のトラブルに備えて引越前後の状況を記録しておきましょう。
- 不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう。
- *消費者ホットライン「188(いやや!)」番
- 最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。
[報告書本文] 引越トラブルにご注意[PDF形式](579KB)
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