ネット通販の冬物商品セール「模倣品」「粗悪品」にご注意!
SNSで #ダウンジャケット のセール広告
有名ブランドのはずが模倣品が届いた😱
→毎年冬になるとダウンジャケットや #ヒーター などの #冬物 商品の
#模倣品 や #粗悪品 トラブルが発生しています。
不自然な広告やサイトにご注意ください!
相談事例
SNSの広告でブランドジャケット2着まとめ買いセールとあったが、届いた商品は偽物でサイズと色も違った
SNSのセール広告でブランド物ジャケットが2着まとめて購入すると安くなると書いてあった。通常より大幅に安かったので2着を代引き配達で申し込んだが、届いた商品は、1着のジャケットはMサイズなのにLサイズであり、もう1着のジャケットは白色のはずが赤色であった。商品は海外から発送されたと思われ、ブランドも偽物だと思う。宅配便業者に連絡したが、詳細は分からないと言われ、荷札に差出人情報もなく、購入したサイトももう見られない。メールで返品を申し出たが、今後の対応方法を知りたい。
(2024年12月受付 60歳代 女性)
ネット広告でブランド品のダウンジャケットを格安で購入したが偽物の粗悪品だった
ネット検索中の広告で、ブランド品のダウンジャケットが他店よりもとても安かったので注文した。代引きで商品が届いたが、商品はブランドロゴが違う上に、ダウンではなく綿が入っているだけの薄いもので、サイズも小さかった。メールで返品希望を伝えると、事業者から「返品はメッセージアプリで申し出てほしい。1〜2日後に返金する」と返信があり、メッセージのやり取りをしたが文章が不自然で、返金はされなかった。返金は難しいだろうか。
(2024年12月受付 40歳代 男性)
SNS広告を見て大手電機メーカーが開発したという暖房器を購入したが、無関係のものが届き全く暖まらない
SNSを閲覧中に表示された「大手電機メーカーが開発した3秒で部屋が暖まる暖房送風器」との動画広告が気になり購入したが、大手電機メーカーのロゴもない無関係と思われる商品が届き、全く暖まらない。販売事業者に返品交換を要望したが連絡が取れなくなった。返金してほしい。
(2024年12月受付 60歳代 男性)
消費者へのアドバイス
大幅な割引や極端に安価な冬物商品のネット上のセール広告にご注意!
冬の時期には、SNS広告や動画サイト内広告、アプリ内広告など様々な広告媒体でダウンジャケットやヒーターなどの冬物商品に関する広告が多く表示されるようになります。しかし広告の中には、有名ブランドや大手電機メーカーの正規品であるかのような広告を表示する、悪質な通販サイトもみられ、例年、こういった悪質な通販サイトとのトラブルが寄せられます。外国から模倣品や粗悪な商品が届き、事業者と連絡がつかないというトラブルにつながるおそれもありますので、大幅な割引や極端に安価なセール広告には注意する必要があります。
こんな広告やサイトには要注意!当てはまる場合にはご注意ください
有名ブランドの正規品をうたうダウンジャケットやセーターなどのセール広告をみかけても、非公式サイトの場合は注文前に、広告の不自然な表示やサイトの事業者情報を確認し、チェックすることが大切です。また、暖房器などの家電製品においても、大手電機メーカーの名称やロゴが表示されていた場合には、製品型番を元に実在する製品かどうかを確認しましょう。
日本語で表示されたサイトで注文したとしても、商品の販売事業者は海外の事業者である場合があり、商品が海外から送付されてくる可能性があります。サイトに表示されている事業者の名称、住所、電話番号などの連絡先をインターネット検索で調べるなどして、不審な表示がないかよく確認をしましょう。また、「会社概要」や「お問い合わせ」、「特定商取引法に基づく表記」のページをよく確認しましょう。
チェックリスト
注文前に、サイトの商品情報や事業者情報を確認し、チェックしてみましょう。
いずれかに当てはまる場合にはご注意ください。
- ☑ サイト内の日本語が正しく表記されていない(見慣れない漢字や言い回しなど)
- ☑ ブランド、メーカー品が大幅に割引され価格が不自然に安い
- ☑ 大手電機メーカーの製品を連想させる表記(店舗写真やロゴなど)をしているが、製品型番が実在しない
- ☑ サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない
- ☑ 住所や電話番号の表記はあるがおかしな点がある(無関係の住所や番号など)
- ☑ キャンセル、返品、返金のルールの記載がない
模倣品や粗悪品のトラブルに遭ってしまったら
冬物商品の注文をしたら模倣品や粗悪品が届いたなど、インターネット通販のトラブルに遭ってしまった場合には、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。サイト上でクレジットカード情報を入力した場合には、クレジットカード会社にも連絡しましょう。
また、海外事業者とのトラブルについては、国民生活センター越境消費者センター(Cross-border Consumer center Japan:CCJ)でも相談を受け付けています。インターネット通販で利用したサイトの業者情報を確認し、それが海外の事業者であった場合はCCJをご利用ください。
- *消費者ホットライン「188(いやや!)」番
- 最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
- *越境消費者センター(Cross-border Consumer center Japan:CCJ)
- 海外の事業者との間での取引でトラブルにあった消費者のためのオンラインの相談窓口です。
本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。
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