越境消費者センター(CCJ)のアドレスからの不審なメールにご注意!−国民生活センターが個別事業者を名乗ってメールを送ることはありません−
消費者宛に、国民生活センター越境消費者センター(CCJ)のアドレスを使って、金融事業者を名乗る者から「安全基準強化に伴う緊急の設定確認をお願いいたします」というメールが届いたという相談が、国民生活センター越境消費者センターに寄せられています。
国民生活センターが、個別事業者を名乗ってメールを送ることは絶対にありません。
このような不審なメールを受け取っても、対応せずに無視してください。お金を要求される等、不審な点や不明な点があれば、すぐに最寄りの消費生活センター等にご相談ください。
- *消費者ホットライン「188(いやや!)」番
- 最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
相談事例
金融事業者からの注意喚起メールが届いたが、送信元が金融事業者のアドレスではなく、国民生活センター越境消費者センターのアドレスだった。これは詐欺メールか。それとも越境消費者センターと金融事業者が協力してメールを送っているのか。
(2025年4月受付)
実際に届いたメール
【画像】
【概要】
送信元には、金融事業者名が表示されていますが、アドレスを確認すると、越境消費者センター(CCJ)のドメインが表示され、越境消費者センターがメールを送信しているかのように見えます。
メールの内容は、金融事業者の口座保有者に向けて、オンライン詐欺や不正利用防止のために、セキュリティ設定の更新を依頼する内容です。
メール受信日の翌日を設定完了期限として、安全設定ページ(公式確認済み)と称するURLに誘導する内容となっています。
期日までに、設定の更新が完了しない場合は、安全のため、口座機能の一部を制限することがある旨も記載されています。
本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。