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[2022年6月27日:公表]

ウクライナ情勢を悪用した手口にご注意!(No.3)−送金依頼や書籍の強引な販売トラブル等−

 ウクライナ情勢を悪用した詐欺トラブルが引き続き生じていますので、注意してください。

相談事例

SNSでウクライナにいる日本人から暗号資産を送金してほしいと言われた

 SNSを通じて、ウクライナで医者をしているという日本人の男性と知り合った。相手から「ウクライナの危険な場所に行かないといけないので、日本に荷物と一緒に現金を送りたいが、受取人がいない。受取人になってほしいが、荷物を送る際に保険として200万円が必要だ」と言われた。暗号資産で送金してほしいと言われたが、どうしたらよいか。

(2022年4月受付 50歳代 女性)

自分の卒業した大学の関係者を名乗り「ウクライナに募金を送る」と訪問してきた

 自分の卒業した大学の関係者を名乗る女性が「ウクライナに募金を送る」と言って自宅に訪問してきた。不審に思い後日、母校に問い合わせると、「そのような募金は行っていない」と言われた。情報提供する。

(2022年4月受付 70歳代 女性)

ウクライナの手助けのためにと電話で書籍の購入を勧められ、断ったら代引きで送ると言われた

 男性から電話があり、優しい口調で「ウクライナの戦争大変ですよね。それについてどう思われますか。手助けのために書籍を2冊買ってほしい」と言われた。しかし、2冊合わせて約7,000円と高額だったので断ったところ、急に口調が荒くなり暴言を吐かれた。その後も断り続けたら、「代引きで商品を送る」と言って電話を切られた。送り付けられたらどうしたらよいか。

(2022年4月受付 70歳代 男性)

消費者へのアドバイス

 上記のような手口のほかにも、今後、ウクライナ情勢に関連した様々なパターンのトラブルが生じる可能性がありますので、十分に注意してください。

 少しでもおかしいと思ったら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。