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[2021年9月2日:公表]

PIO-NETにみる2020年度の危害・危険情報の概要

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

 この概要は、PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)により収集した2020年度の「危害・危険情報」(注)をまとめたものです。

 当該情報の詳細については、「消費生活年報2021」にまとめ、2021年10月に国民生活センターホームページ上に掲載する予定です。

  • (注)「危害・危険情報」とは、商品・役務・設備に関連して、身体にけが、病気等の疾病(危害)を受けたという情報(「危害情報」)と、危害を受けたわけではないが、そのおそれがある情報(「危険情報」)をあわせたもの。データは、2021年5月末日までの登録分。なお、消費生活センター等からの経由相談を除いている。

2020年度の傾向と特徴

  • 全国の消費生活センター等から収集した「危害・危険情報」は14,979件で、対前年度比でみると9.1%減となっています。
  • 「危害情報」は12,887件で、上位3商品・役務等は「健康食品」「化粧品」「医療サービス」でした。「危険情報」は2,092件で、上位3商品・役務等は「四輪自動車」「調理食品」「敷物類」でした。
  • 「危害情報」は、「健康食品」が404件、「化粧品」が228件、それぞれ減少するなど、前年度より1,204件減少しました。
  • 「危険情報」は、「四輪自動車」が117件減少するなど、前年度より288件減少しました。
  • 「危険情報」のうち、3位の「敷物類」が、前年度(153位、2件)から75件増加しました。これは珪藻土(けいそうど)マットの一部の銘柄に、石綿(アスベスト)が含まれていたことが報道されたことを受け、健康への影響についての相談などが増加したためです。
  • 新型コロナウイルス関連の危害情報は450件、危険情報は34件で、いずれも1位はマスクなどを含む「他の保健衛生用品」(危害129件、危険12件)となっています。

情報提供先

  • 消費者庁(法人番号5000012010024)
  • 内閣府 消費者委員会(法人番号2000012010019)

本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

[報告書本文] PIO-NETにみる2020年度の危害・危険情報の概要[PDF形式](351KB)

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