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[2020年6月15日:更新]
[2020年6月2日:公表]

「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」の受付状況(第2報)−通帳やキャッシュカード、マイナンバーなどは、絶対に教えない!渡さない!−

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

 国民生活センターでは、新型コロナウイルス感染症対策の給付金等に関する消費者トラブルの相談を受け付けるため、5月1日(金曜)より「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」(相談特設番号:フリーダイヤル0120-213-188)を開設しました。

 今回、「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」の開設から1カ月間の受付状況を速報としてとりまとめました 。

相談件数

 「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」では、5月1日(金曜)〜31日(日曜)までの1カ月間で2,835件の相談を受け付けました。

 特別定額給付金等の申請方法など給付金関連の相談件数は2,721件で、そのうち特別定額給付金等の詐欺が疑われる相談件数は51件でした。

給付金等の詐欺が疑われる相談事例

見知らぬ女性が自宅を訪問し、給付金の申請に必要と言われ、銀行の通帳等を渡した

 昨日、見知らぬ若い女性2人が自宅を訪ねてきた。女性は「姪の知人」を名乗り、「特別定額給付金の給付申請に必要なので通帳を預かる」と言われた。信用して銀行の通帳とキャッシュカードも見せたところ、通帳とキャッシュカードを持って去っていった。印鑑は渡していない。

(相談者:70歳代 女性)

その他、以下のような相談や、持続化給付金に関連した相談も寄せられています

  • 「給付金申請手続きを代行するのでマイナンバーカードを貸して」と電話があった
  • 自治体の職員から「特別定額給付金の申請を代行する」と電話があった
  • 自宅に自治体を名乗り給付金の手続きサービスをすると電話があった
  • 「給付金の受付番号が届いていない」と電話があり、振込先銀行口座を教えた
  • 「手続きを急いでいる方」と書かれた給付金申請書がポストに入っていた
  • 郵送で申請した直後にSMSが届き、口座番号や暗証番号を入力してしまった

消費者へのアドバイス

アドバイス

  • 「給付金の手続きに必要」などとウソの説明をしたり、自治体や給付金申請手続きの代行などをかたり、自宅への訪問や電話、メール等により個人情報、銀行等の通帳や口座番号、キャッシュカード、マイナンバーカードなどの情報や金銭を詐取しようとする手口に注意しましょう
  • 暗証番号、口座番号、通帳、キャッシュカード、マイナンバーは「絶対に教えない!渡さない!」
  • 市区町村や総務省などが以下を行うことは絶対にありません!
    • 現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすること
    • 受給にあたり、手数料の振込みを求めること
    • メールを送り、URLをクリックして申請手続きを求めること

「怪しいな?」と思ったらご相談ください

消費者ホットライン:「188(いやや!)」

 最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン

  • 受付を終了しました(2020年9月15日)

その他の相談先

  • お住まいの市区町村
  • お近くの警察署
  • 警察相談専用電話:#9110

参考 ※2020年6月1日時点

特別定額給付金コールセンター(総務省)

電話番号
フリーダイヤル:0120-260020
受付時間
9時〜20時
詳細URL
特別定額給付金(総務省)

持続化給付金事業コールセンター(経済産業省)

電話番号
フリーダイヤル:0120-115-570
受付時間
8時30分〜19時
詳細URL
持続化給付金(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)

本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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