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[2020年6月15日:更新]
[2020年5月8日:公表]

「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」の受付状況(第1報)−通帳やマイナンバーなどは、絶対に教えない!渡さない!−

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

 国民生活センターでは、新型コロナウイルス感染症対策の給付金等に関する消費者トラブルの相談を受け付けるため、5月1日(金曜)より「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」(相談特設番号:フリーダイヤル0120-213-188)を開設しました。

 今回、「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」の開設から1週間分の受付状況を速報としてとりまとめました。

相談件数

 「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」では、5月1日(金曜)〜7日(木曜)までの1週間で466件の相談を受け付けました。特別定額給付金等の申請方法など給付金関連の相談件数は432件で、そのうち給付金等の詐欺が疑われる相談件数は12件でした。

給付金等の詐欺が疑われる相談事例

高齢の母が訪問してきた誰かに銀行通帳やマイナンバーカードを渡してしまった

 4月末に、貴重品をまとめて入れているアタッシュケースがなくなっていることに気づいた。ケースの中には複数の銀行通帳、キャッシュカード、保険証券等を入れていた。同居している母にたずねたところ、誰かが訪ねてきて渡したという。母は認知症気味で、問いただしても状況はよくわからない。ケースとは別に健康保険証と一緒に保管していた母のマイナンバーカードがなくなっていた。母が渡したという。定額給付金の支給に合わせてだまし取られたのだと思う。マイナンバーカードには暗証番号も書いておいたと思う。悪用されることを止める方法はあるか。

(相談者:30歳代 女性)

その他、以下のような相談や、持続化給付金に関連した相談も寄せられています

  • 給付金の手続きができると思いアクセスしたサイトに、マイナンバーカードの情報を教えてしまった
  • 登録してもいないのに、役所からメールで特別定額給付金の手続きが始まったと案内が来た
  • 携帯電話会社を名乗るメールが届き、記載のURLにアクセスして特別定額給付金の申請をするよう案内された

消費者へのアドバイス

アドバイス

  • 暗証番号、口座番号、通帳、キャッシュカード、マイナンバーは「絶対に教えない!渡さない!」
  • 市区町村や総務省などが以下を行うことは絶対にありません!
    • 現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすること
    • 受給にあたり、手数料の振込みを求めること
    • メールを送り、URLをクリックして申請手続きを求めること

「怪しいな?」と思ったらご相談ください

消費者ホットライン:「188(いやや!)」

 最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン

  • 受付を終了しました(2020年9月15日)

その他の相談先

  • お住まいの市区町村
  • お近くの警察署
  • 警察相談専用電話:#9110

参考 ※2020年5月8日時点

特別定額給付金コールセンター(総務省)

電話番号
フリーダイヤル:0120-260020
受付時間
9時〜18時30分
詳細URL
特別定額給付金(総務省)

持続化給付金事業コールセンター(経済産業省)

電話番号
フリーダイヤル:0120-115-570
受付時間
8時30分〜19時
詳細URL
持続化給付金(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)

本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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