[2018年12月20日:公表]
水漏れ修理、解錠など「暮らしのレスキューサービス」でのトラブルにご注意
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。
トイレ修理、水漏れ修理、鍵の修理、害虫の駆除等、日常生活でのトラブルに事業者が対処する、いわゆる「暮らしのレスキューサービス」は、専門的な技術や知識がない消費者が困ったときの手助けとなる一方、全国の消費生活センター等には、料金や作業内容等で事業者とトラブルになったという相談が寄せられております。
図 PIO-NETにおける暮らしのレスキューサービスに関する相談件数の推移
※1 2017年度同期件数(2017年11月30日までのPIO-NET登録分は1,583件)
※2 2018年度は4月〜11月の相談件数
2013年度の相談件数は1,787件、2014年度の相談件数は1,871件、2015年度の相談件数は2,081件、2016年度の相談件数は2,390件、2017年度の相談件数は2,763件、2018年11月30日までの相談件数は2,017件(前年度同時期の相談件数は1,583件)です。
相談事例
- 【事例1】
- 「見積もり無料」の広告を見て蛇口の水漏れを確認してもらったら、見積もりにかかった費用を請求された
- 【事例2】
- ネズミ駆除を事業者に依頼したが、完全に駆除できていなかった
- 【事例3】
- コウモリ駆除の見積もりを依頼したが、契約を断れない状況にされ作業内容もずさんだった
- 【事例4】
- 鍵開けを依頼し、料金が高額だったため作業を断ったらキャンセル料を請求された
相談事例からみられる問題点
- 見積もり無料のはずが、見積もりにかかる費用を請求される場合がある
- 見積もりのつもりで事業者を呼んでも、その場で高額な契約をするよう急がされる
- 作業内容が不十分な場合がある
- 解約時にキャンセル料を請求されたり、事業者がクーリング・オフに応じない場合がある
消費者へのアドバイス
- 広告の表示や電話で説明された料金を鵜呑(うの)みにしないようにしましょう
- 契約する場合は複数社から見積もりを取り、サービス内容や料金を十分に検討しましょう
- 緊急を要するトラブルの発生に備え、事前に情報を収集しましょう
- 料金やサービス内容に納得できない場合は、きっぱりと契約を断りましょう
- トラブルになったときには消費生活センター等に相談しましょう
- *消費者ホットライン:「188(いやや!)」番
本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。
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