「当選番号を事前に教えてあげる」はあり得ない!ロト6などの数字選択式宝くじの当選番号詐欺が急増
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インターネットを普段利用しない高齢者などから、「ロト6などの数字選択式宝くじの当選番号を事前に教えてもらうのと引き換えに、高額な情報料や預託金を支払ったが、その後業者と連絡が取れなくなった」などといった相談が急増している。
宝くじの当選番号が事前に分かることはないので、このような詐欺にだまされないよう、消費者に注意喚起する。
PIO-NETにおける相談件数
数字選択式宝くじの当選番号詐欺に関する相談件数は、2010年度8件、2011年度43件、2012年度280件、2013年度703件と、2012年度以降急増している。
図 数字選択式宝くじの当選番号詐欺に関する相談件数
2010年度から2013年度の相談件数合計:1,034件(2014年5月19日までの登録分)
相談事例
- 【事例1】
- 当選番号を教えるとの電話がかかってきたが、信用できる話か
- 【事例2】
- 高額なお金を支払ったのに当選番号を教えてもらえない
- 【事例3】
- 当選番号を教えると電話があり、お金を払った。だまされたのでお金を取り返したい
消費者へのアドバイス
- 宝くじの当選番号が事前に分かることはない
- 「当選番号を事前に教える」という電話は、すぐに切ること
- すぐに消費生活センター等に相談すること
- 日頃から家族や身近な人による高齢者への見守りが大切
情報提供先
- 消費者庁 消費者政策課
- 内閣府 消費者委員会事務局
- 警察庁 刑事局捜査第二課
本件連絡先 相談情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。
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