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[2013年4月17日:公表]

「裁判に出す」と脅す健康食品送りつけに注意

2013年4月17日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は見守り新鮮情報お申し込みからできます。

[第161号]

リーフレット版[PDF形式](221KB)

内容

 突然知らない業者から「注文を受けた健康食品が準備できたので代引きで送る」と電話があった。注文した覚えはなかったのでびっくりして断ると、「注文を受けたときの録音もある。裁判に出してもいいんだ」など、とても強引な口調で言われ、こちらの話は全く聞いてもらえなかった。そのうち「商品はセット販売で3回分注文されているが、1回分の2万円を支払ってくれればその後の契約は取り消す」と言われたので、裁判などこれ以上面倒なことに巻き込まれたくない一心で、承諾してしまった。翌日商品が届いて中身を見たが、やはり注文した覚えは全くない。返金してほしい。(70歳代 男性)

ひとこと助言

  • 注文した覚えがないのに「注文されている」などと言われて健康食品を送りつけられるトラブルの中で、最近「注文したときの録音がある」「裁判に出す」などと脅す手口が見られます。
  • このようなケースでは、恐怖心や関わりたくないという思いから、購入を承諾してしまうこともあります。
  • 一方的に「商品を送る」などと言われても、身に覚えがなければきっぱり断りましょう。承諾していないのに商品を送りつけられたときは、代金支払いの義務はなく、受け取る必要もありません。
  • 断りきれずに承諾し商品が届いてしまっても、クーリング・オフができる場合があります。
  • 困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。


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