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[2014年12月17日:公表]

バイナリーオプション取引 海外業者とのトラブルが急増

2014年12月17日、メールマガジンに掲載された情報です。
メールマガジンの登録は子ども・若者サポート情報お申し込みからできます。

[第82号]

リーフレット版[PDF形式](194KB)

内容

事例

投資関係のブログで、バイナリーオプションの書き込みを見た。短期間で利益が出るようだったので、業者のサイトに自分の口座を作り、クレジット決済で8万円を入金した。その後5〜6回取引をし、プレゼントで付いたポイントと合わせると口座残高が約10万円となった。しかし、その業者が無登録業者であるという情報をネットで見つけ不信感を抱き、最初に入金した8万円の引き出しを業者に申し込んだが、お金が戻ってこないまま、連絡が取れなくなった。

(大学生 男性)

ひとことアドバイス

  • バイナリーオプション取引は、為替相場等が上がるか下がるかを予想し、当たれば一定額を受け取り、はずれれば投資したオプション料の全額を失うというリスクが高い取引です。

  • 短期間に繰り返し取引できるため、気づかないうちに損失が大きくなることもあります。

  • 金融商品の取引を行う業者は金融庁に登録が必要になります。トラブルになっているのは海外の無登録業者との取引のため、無登録業者との契約はしないようにしましょう。登録の有無は金融庁ホームページで確認できます。

  • 困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。


本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

<参考>国民生活センター公表情報
海外業者とのバイナリーオプション取引にご注意ください!−無登録業者との契約は行わないで!!−


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