乳幼児の加熱式たばこの誤飲に注意
[第234号]内容
事例1
子どもが、床にあった開いたままのごみ袋から加熱式たばこの吸い殻を取り出して、1.5センチ程度かじっていた。父親がいつも吸い殻をそのままごみ袋に捨てていた。嘔吐などはなかったが、病院で4時間ほど経過観察し、翌日、状態の確認のため再受診した。
(当事者:11カ月)
事例2
父親が吸い終わった加熱式たばこを本体に挿したままソファの座面に置いていたら、子どもがたばこの部分を誤飲した。金属片がなくなっており、顔色が真っ青になっていたため緊急外来を受診。レントゲンで胃内に金属片を認めた。
(当事者:10カ月)
ひとことアドバイス
- 加熱式たばこは、たばこ葉が入ったスティックやカプセル(以下、スティック等)を専用の機器で燃焼させずに電気的に加熱し、霧状化したニコチン等を吸引する製品です。
- このスティック等を乳幼児が誤飲した事故が報告されています。誤飲するとニコチンによる急性中毒になる恐れがあり危険です。またスティックに加熱用の金属片が内蔵された製品もあり、レントゲンで胃内に金属片を認めたケースもあります。
- 火の始末の心配がないため使用後にスティック等をごみ箱へ捨ててしまいがちですが、3歳未満の乳幼児の口腔内に収まるサイズの製品も多く、誤飲するリスクが高くなります。
- 使用前後のスティック等は乳幼児の手が届かない、目に触れない場所に保管・廃棄するようにしましょう。
- 万が一、誤飲した場合には何も飲ませず、直ちに医療機関を受診しましょう。その際にたばこのパッケージなどを持参し、どのような種類のたばこか医師などに伝えてください。
参考
本情報は、国民生活センターの公表している情報をもとに編集・発行しています。
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