ペダルなし二輪遊具による坂道の事故に注意
2024年4月18日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例
ペダルなし二輪遊具で車道の端を走っていた。坂道を下ったところで縁石に乗り上げ、排水溝のふたの上に前のめりに転倒した。額を3針縫い、頭蓋骨骨折のため、7日間入院となった。ヘルメットは着用していなかった。
(当事者:4歳)
ひとことアドバイス
- ペダルなし二輪遊具は、自転車に乗る前にバランス感覚を養う幼児用遊具です。地面を蹴って走行し、足を使って減速するためブレーキがついていないものもあります。
- ペダルなし二輪遊具は、坂道や交通のひんぱんな道路などでの使用は禁止されています。坂道を滑走してしまった場合、傾斜によっては短い距離でも大人が追いつけない速度になります。坂道では絶対に使用させないようにしましょう。
- 転倒した際の頭部への衝撃やけがを減らすため、ヘルメットを必ず着用させましょう。さらに、プロテクターなどの保護具も併用させるとよいでしょう。
- 子どもだけで使用させず、必ず保護者が立ち会い、慣れた場所でも子どもから目を離さないようにしましょう。
本情報は、医療機関ネットワーク事業に参画している医療機関に寄せられた情報をもとに編集・発行しています。
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